発酵食品

キムチ

 
キムチは唐辛子、にんにく、しょうが、塩辛類、果汁などで作る「薬(ヤン)念(ニョム)」で漬ける発酵食品です。薬念に漬け込んだ白菜や大根などの野菜は、発酵作用により乳酸菌やビタミンB群が豊富な食品に変化します。乳酸菌は、野菜の中のブドウ糖や果糖などの糖類を分解して乳酸や酢酸を作り出す植物性乳酸菌です。チーズやヨーグルトなどの動物性乳酸菌よりも胃酸などに対する抵抗力が強く、腸に届く割合も高いという特性を持ち、腸の働きを整え免疫力を高める働きに優れています。キムチの栄養価は唐辛子・にんにく・しょうがなどの薬効でさらに高められ、特有のうまみは塩辛類によって醸し出されます。 漬物としてそのまま食べる他に、さまざまな食材と食べ合わせることでキムチの持つ栄養成分・薬効を日常的に取り入れる工夫をしましょう。日常的にキムチを食べている韓国の女性は、日本女性よりもカロリー摂取量は高いにも関わらず、体脂肪・内臓脂肪量は低いというデータもあります(1991年九州大学健康科学センターの調査)。豊富な乳酸菌・ビタミンB群・唐辛子のカプサイシンが、美肌&ダイエット食として期待できます。


キムチの信田煮
コレステロール値低下に優れている
キムチの信田煮の画像
  • 20分
  • キムチ・木綿豆腐・油揚げで作る信田煮は、消化吸収に優れたダイエット食です。木綿豆腐と油揚げの原材料は「畑の肉」と呼ばれる大豆で、アミノ酸バランスに優れたたんぱく質と、脂肪やコレステロール値を下げるリノール酸や食物繊維を豊富に含んでいます。キムチの乳酸菌と一緒に取ると、腸内環境が整い、コレステロール値が低下して脂質異常や動脈硬化などの予防に有効な食べ合わせになります。まいたけのグルカン、グリーンピースとほうれん草のβ‐カロテンで抗酸化力を補います。
    レシピ参照
 
キムチの中華風小田巻き蒸し
過酸化脂質の発生が抑制され、動脈硬化の予防に働く
キムチの中華風小田巻き蒸しの画像
  • 30分
  • 鶏卵は8種類の必須アミノ酸すべてを含むたんぱく質を含有し、特に肝機能や増毛に効果の高いメチオニンを多く含んでいます。脂肪やたんぱく質の代謝に欠かせないビタミンB2の含有が高く、キムチと一緒に取ると、体内での過酸化脂質の発生が抑制され動脈硬化などの予防に優れた食べ合わせになります。さらにキムチのビタミンB12と鶏卵のレシチンが脳細胞を活性化し、記憶力や知能向上に働きます。
    レシピ参照
 
蒸しタラのキムチみぞれあんがけ
ダイエット食にもおススメ
蒸しタラのキムチみぞれあんがけの画像
  • 15分
  • タラは高たんぱくで低脂肪、カルシウムを豊富に含んでいる白身魚です。たんぱく質は血や肉となり、カルシウムは丈夫な骨を作り精神安定に働きます。大根にはがん細胞の発生を抑制する食物繊維のリグニンが多く含まれ、キムチの乳酸菌と一緒に腸内の環境を整え、コレステロール値低下や便秘予防に働きます。良質なたんぱく質と豊富なビタミンB群がダイエット食としても優れ、がん抑制効果や糖尿病予防も期待できる一品です。蒸した昆布は細切りにして、汁やサラダの具に利用できます。
    レシピ参照
 
さといも入りキムチコロッケ
エネルギーに溢れ、体の生理機能が高まる
さといも入りキムチコロッケの画像
  • 30分
  • さといもとじゃがいもの主成分はでんぷんです。さといものヌメリはガラクタンやムチンなどの粘性物質で脳細胞を活性化して胃腸の働きを増強し、じゃがいものカリウムは血圧安定や高血圧予防に働きます。乳酸菌やビタミンB群が豊富なキムチと一緒に取ると、エネルギーに溢れ体の生理機能が高まる食べ合わせになります。豚ひき肉と溶き卵で動物性たんぱく質と脂質を補うことで、ダイエット効果がさらに高まります。
    レシピ参照
 
キムチと豚肉のピカタ
豊富なビタミンB1が疲労回復・スタミナ強化に働く
キムチと豚肉のピカタの画像
  • 15分
  • 豚肉のたんぱく質はアミノ酸バランスに優れ、特にビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1は「疲労回復のビタミン」と呼ばれるように、疲れのもとが体内に溜まるのを防き、体や脳を若々しく保つ活力源となります。キムチのビタミンB1はにんにくのアリシンと結合した「にんにく型ビタミンB1」で筋肉疲労や神経痛緩和に働くため、豚肉とキムチを一緒に取ると、疲労回復・スタミナ強化の食べ合わせになります。付け合せの野菜でビタミンCを補います。
    レシピ参照
 

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