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クローバー(白つめ草・赤つめ草)に含まれる主な成分
材料
クローバーは生命力に溢れる野草です。ミネラル、ビタミンA・B・C、タンニンやフラボノイドを含み、葉や茎にはたんぱく質も含有されています。花が赤い赤つめ草(レッドクローバー)の赤い花部分にはイソフラボンやアントシアニンなどが含まれ、ヨーロッパではハーブとして人気があります。

れんげ草と同様の薬効を持つ
クローバーは同じ種で目的も同じであるれんげ草と同様の薬効を持っています。「紫雲英(しうんえい)」という生薬名を持つれんげ草の薬効は「利尿、解毒、咳止め、冷え性、美肌、しもやけ」など多岐に亘り、クローバーも同様の薬効が期待できます。

体の調子を整えるビタミンA、B、C
クローバーに含まれるビタミンA、B、Cは、免疫力を高める働きに優れています。ビタミンAは肌の乾燥を予防して美肌を作り、ビタミンBは糖質のエネルギー代謝や体内で過酸化脂質をできにくくするなどの働きを持ち、ビタミンCは血管を強化してストレスへの抵抗力を高めます。ビタミン類は体の調子を整える潤滑油として有効に働きます。

「渋」と呼ばれ、血中コレステロール低下に働くタンニン
タンニンはカテキン類の総称で、広く植物の樹皮・実・葉・木部などに存在し、一般的に「渋」と呼ばれる成分です。水溶液が強い収れん作用を持ち、皮をなめす(動物の皮を通水性や通気性に乏しい革にする)性質を持っています。その存在は古くから知られていましたが、タンニンと呼ばれるようになったのは18世紀末で、英語の「tan(タン)=革をなめす」が語源となっています。抗酸化作用、抗がん作用、殺菌作用、抗ウイルス作用などを持ち、血中コレステロールを下げて動脈硬化、高血圧、心疾患や脳血管などを防ぎます。脂肪を分解してエネルギーに変える働きもあり、肥満予防にも有効です。

イソフラボンが女性ホルモン様に働く
フラボノイドはポリフェノールの一種で、植物の持つ色素・苦み・辛みなどの成分です。ポリフェノールは6000種類以上も存在するといわれ、フラボノイド系とフェノール酸系に分類され、その90%はフラボノイド系といわれています。赤つめ草に豊富に含まれるイソフラボンは大豆に含まれる代表的なフラボノイドで、女性ホルモンに働きます。フラボノイドの働きは物質によって異なりますが、総じて毛細血管強化、抗酸化作用、抗がん・抗アレルギー作用・コレステロール低下・降圧・血糖下降などの生理作用を持っています。しかしポリフェノールは体内に溜めておくことができず、効き目は2~3時間といわれています。

高い抗酸化作用を持ち視力改善に働くアントシアニン
赤つめ草の赤い色はポリフェノールのアントシアニンです。アントシアニンはイソフラボンと同じく代表的なポリフェノールで、赤ワインや紫さつまいもなどに含まれている成分です。アントシアニンは目の網膜にある紫色の色素ロドプシンの再合成を助ける効能があるため、視力改善に有効で、さらに高い抗酸化作用が認められています。高い即効性が報告されていますが摂取後4時間後に効果が見られ、24時間ほどで作用が消失されると報告されています。

光合成に欠かせないクロロフィル(葉緑素)が健康維持に働く
クロロフィルは葉緑素とも呼ばれる緑色をした色素で、植物の葉が緑色なのはクロロフィルを含有しているからです。クロロフィルの分子構造は血液に類似しているため「植物の血液」とも呼ばれています。「増血や血液をキレイにする」「肝臓の強化」「損傷を受けた組織の修復」などの働きを持ち、私たちの健康維持に働き、光合成に欠かせない成分です。

※光合成:動けない植物が必要な栄養分(炭水化物)を自分の体の中で作る仕組み。太陽光・空気中の二酸化炭素・根から吸い上げた水を使って、葉緑体の中で栄養成分を作り出し、水を分解する過程でできる酸素は外に排出する。

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