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はるじおん(春紫苑)に含まれる主な成分
はるじおんは大正時代に観賞用として渡来した植物で、その後、旺盛な生命力で日本各地に繁殖していった野草です。現在では農作物や牧草の生育を妨害する厄介な雑草とされていますが、優れた薬効を含有している野草です。

利尿剤や結石の除去、糖尿病やむくみを取る効能を持つ
はるじおんの原産地である北アメリカでは、全草を乾燥させたものを煎じて、利尿剤や結石の除去に用いられています。一方、日本では糖尿病の予防やむくみを取る漢方薬として利用されています。葉は随時採取可能ですが、花が咲き始めると苦みや香りが強くなります。

抗酸化作用に優れるトリテルペノイド
はるじおんに含まれるトリテルペノイドは高麗人参やきのこ類などに含まれる成分です。テルペンの一種で、総じて、抗がん作用、抗炎症作用、抗酸化作用、抗アレルギー効果があり、脂肪やコレステロールなどの分解を促進する抗高脂血症の効果も報告されています。

悪玉コレステロール低下に働く植物性ステロール
はるじおんに含まれる植物性ステロールは、広く植物に含まれている成分で、ファイトケミカル(※)の一種です。脂質の一種「植物の細胞膜構成成分」で、同じ脂質のコレステロールが体内に吸収されるのに対して、植物性ステロールは体内にほとんど吸収されません。臨床研究による総合効果では、「悪玉コレステロールを低下させ、反作用や副作用は確認されていない」「コレステロール値が高い人ほど効果がある」と言われています(推奨:アメリカ国立衛生研究所付属の国立心肺血液研究所)。

(※)ファイトケミカル:ファイトとはギリシャ語の「植物(ファイト=Phyto)」、ケミカル=化学で、「植物の持つ化学的な物質」の意味に訳される。果物や野菜に含まれる、栄養素以外の成分(非栄養素=機能性成分)で、動けない植物が、太陽の有害物質や外敵から自分の身を守るために自ら産出する物質で、私たちの体に入ると抗酸化力を発揮する。その抗酸化力は、体を酸化させる活性酸素(フリーラジカル)を無毒化して細胞を守り、酸化によって引き起こされるがんや老化を防ぐ効力を持っている。

光合成に欠かせないクロロフィル(葉緑素)が健康維持に働く
クロロフィルは葉緑素とも呼ばれる緑色をした色素で、植物の葉が緑色なのはクロロフィルを含有しているからです。クロロフィルの分子構造は血液に類似しているため「植物の血液」とも呼ばれています。「増血や血液をキレイにする」「肝臓の強化」「損傷を受けた組織の修復」などの働きを持ち、私たちの健康維持に働き、光合成に欠かせない成分です。

※光合成:動けない植物が必要な栄養分(炭水化物)を自分の体の中で作る仕組み。太陽光・空気中の二酸化炭素・根から吸い上げた水を使って、葉緑体の中で栄養成分を作り出し、水を分解する過程でできる酸素は外に排出する。

三大栄養素の代謝に働くビタミンB群
たんぱく質、炭水化物、脂肪の代謝に働くビタミンB群はお互いに助け合いながら機能するため、一緒に取ることが望ましく、特定のビタミンBのみの大量摂取は、他のビタミンB群の欠乏を引き起こすことが指摘されています。ビタミンB群には「B1」「B2」「ナイアシン」「パントテン酸」「B6」「B12」、ビタミン様に働く「ビオチン」「コリン」などがあり、広く動植物性食品に含まれています。疲労回復、生長促進、皮膚の健康、血糖値低下などに働き、エネルギーを作るのに欠かせない成分です。

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