万葉ハーブ

おおばこ

 
おおばこは煮含めできる数少ない野草です。湯がいて水にさらすという下処理をしておけば、手軽に様ざまな料理に利用することができます。天ぷらならもちろん下処理は必要ありませんが、加熱すると膨らむので、天ぷらにする時は葉に必ず包丁で切れ目を入れてください。野草の特徴は体の生理機能を整える成分が豊富に含まれていることです。が一方、薬は取り過ぎると毒にもなるものですから、単独での多量摂取は避けましょう。たんぱく質・脂質・炭水化物などと食べ合わせ、バランスのよい健康食を作ってみましょう。


おおばこと豚ひき肉のきゅうり蒸し
利尿作用が高まり、体力強化・高血圧予防にも有効
おおばこと豚ひき肉のきゅうり蒸しの画像
  • 30分
  • 豚肉は肉類の中でもっともアミノ酸バランスに優れたたんぱく質を持ち、ビタミンB1含有の高い食材です。ビタミンB1は別名「疲労回復のビタミン」と呼ばれるように、糖質をエネルギーに換え、体や脳をスムーズにする働きを持っています。きゅうりは約94%が水分ですが、この水分には特有の成分が含まれており、体内の熱を冷まして代謝機能を整え、炎症を取り除き、利尿作用などに働きます。おおばこ・きゅうり・豚肉を一緒に取ると、利尿作用が高まり、体力強化や高血圧予防に有効な食べ合わせになります。
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おおばことじゃがいものカレー煮
高い抗酸化力が免疫力を強化する
おおばことじゃがいものカレー煮の画像
  • 30分
  • おおばこは含め煮にできる数少ない野草です。じゃがいもやにんじん、なすと一緒に食べ合わせると、カロテンやナスニンなどの高い抗酸化力・カリウム・食物繊維が豊富に取れ、免疫力が強化され、高血圧や脂質異常などの生活習慣病の予防に働きます。カレー粉の代表的なターメリックやチリパウダーなどの香辛料には発汗・健胃・抗酸化作用・殺菌作用などがあり、おおばこや野菜と一緒に取ると、高い抗酸化力が細胞の酸化予防に働き、免疫力が高まる一品になります。
    レシピ参照
 
おおばこと鶏ササミのかき揚げ
脂肪肝予防に有効な食べ合わせ
おおばこと鶏ササミのかき揚げの画像
  • 20分
  • 鶏肉は淡泊でやわらかく消化に優れた食材です。豊富に含まれるたんぱく質には特にメチオニンが多く含まれ、肝臓に脂肪が溜まる脂肪肝の予防に優れています。また、脂質はコレステロール低下に働く不飽和脂肪酸を多く含み、水分代謝作用にも優れています。おおばこと一緒に取ると、おおばこの肝臓への脂肪沈着を予防するコリンの働きと一緒に脂肪肝の予防に有効な食べ合わせになります。ホールコーンやたまねぎの食物繊維と一緒にコレステロール低下や整腸作用にも働きます。
    レシピ参照
 
おおばこと小豆の梅干し粥
高血圧や糖尿病の予防に有効
おおばこと小豆の梅干し粥の画像
  • 20分
  • 小豆はビタミンB1と食物繊維を豊富に含んでいる豆です。主成分は糖質とたんぱく質でカリウムとサポニン含有にも優れ、疲労回復や利尿作用を発揮します。小豆はおおばこのコリンや食物繊維の働きと一緒に高血圧や糖尿病予防に有効な食べ合わせになります。梅干しとおおばこの有機酸は胃の中で胃酸の役割を果たして食欲を増進させ、胃腸の働きを整えます。豆と米を一緒に取るとアミノ酸バランスが満点の食べ合わせになります。
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おおばこと黒豆のサフランライス
精神安定、高血圧や脂肪肝予防に働く
おおばこと黒豆のサフランライスの画像
  • 60分(米を一晩水に漬ける時間は除く)
  • 黒豆は「畑の肉」と呼ばれる大豆です。黒い色はアントシアニンというポリフェノールの一種の水溶性の色素で、強い抗酸化作用を持っています。サフランはアヤメ科サフラン属の植物で旧約聖書では「芳香を放つハーブ」と記され、日本では更年期障害や月経困難などの婦人病や、ヒステリーやうつ病などの漢方薬として利用されています。おおばこの葉にはイライラ予防に働くマンガンや血圧低下や肝臓中の脂肪排泄に働くコリンが含まれており、黒豆やサフランと一緒に取ると、精神安定・高血圧や脂肪肝の予防などに優れた食べ合わせになります。
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