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みょうがに含まれる主な成分

成分の90%以上が水分
みょうがは古来より滋味に溢れた香味野菜として食されてきました。花も茎も食用になりますが、薬効に優れているのは花みょうがと呼ばれる卵形の花穂の部分です。成分の90%以上が水分ですが、α‐ピネン、カリウム、食物繊維、アントシアニンなどを含んでいます。

香りのもとはα‐ピネン(アルファピネン)
みょうがの特有の香りのもとは、α‐ピネンなどの精油成分です。α‐ピネンは大脳皮質を軽く刺激して覚醒を促す作用を持っているため、眠気が襲ってきた時や気分を高揚させる効果に優れています。また、発汗や呼吸の調整、血液の循環を改善する作用にも優れています。
α‐ピネンは揮発しやすい性質を持っているため、高温での調理を避けるとその効能を無駄なく取り入れることができます。また長時間水にさらすと香りが抜け、薬効も半減してしまうので、水のさらし過ぎにも注意が必要です。

冷え性予防に働くα‐ピネン
α‐ピネンの血液循環を改善する働きは、血行をよくして体を温め、冷え性予防に働きます。体を冷やすものを食べる時にみょうがを一緒に取ると、体の冷やし過ぎを防止し、胃腸の働きを整えて食欲増進に有効です。

辛み成分の持つ効能
みょうがの辛み成分には強い抗菌作用、解毒作用、消炎作用があります。それにより、口内炎や舌炎、風邪による喉の痛み、扁桃腺炎、熱による体の不調などが緩和され、風邪予防にも有効です。

血圧低下やむくみ解消に働くカリウム
みょうがにはカリウムが含まれています。カリウムは体内のナトリウムを正常に保つ働きに欠かせない水溶性の成分で、主に小腸で吸収されて腎臓から排泄されます。カリウムはあらゆる食品に含まれており、通常の食生活をしていれば欠乏することはありませんが、欠乏すると脱力感、食欲不振、吐き気などを起こすことがあり、まれに不整脈や心停止などをもたらすこともあります。体内の余分なナトリウム排泄に働いて血圧を下げ、高血圧予防に働き、むくみ解消にも有効なミネラルです。

目の機能向上や血圧上昇の抑制に働くアントシアニン
みょうがの赤紫の色はポリフェノールの一種のアントシアニンです。アントシアニンはブルーベリーやなす、さつまいもの皮などに含まれている色素成分で、高い抗酸化力を持ち、目の機能向上や血圧上昇を抑制する働きを持っています。活性酸素の抑制や動脈硬化などの生活習慣病の予防などにも効果があると言われています。

女性の体調不良に有効に働く
古く中医学(中国伝統医学)では、みょうがは「血を活かし、経をととのえる」効能があると考えられています。その薬理作用から、みょうがは特に月経不順や更年期障害、女性の冷えなどに有効と利用されています。

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