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よもぎに含まれる主な成分
よもぎは各種栄養成分を豊富に含んでいる緑黄色野菜です。カルシウムや鉄分などのミネラル、ビタミン類、食物繊維、ビタミン様物質のコリン、クロロフィルなどが豊富に含まれ、特有の香りや苦み成分(アク)にも様々な薬効が含まれています。よもぎの効能は科学的にも解明され、体質改善や生活習慣病の予防などが期待されています。

カルシウム含有量はほうれん草やにんじんよりも豊富
よもぎに豊富に含まれるカルシウムは骨や歯を丈夫にして体の働きを順調にするミネラルです。不足すると骨や歯がもろくなったり、筋肉のけいれん、イライラ、血液の凝固作用が働かず出血が止まらないなど、さまざまな症状が引き起こされます。体の働きをスムーズにするのに欠かせないミネラルなので、不足しないように心がけることが大切です。よもぎのカルシウム含有量はほうれん草やにんじんよりも多く、身近なカルシウム補給源として積極的に取り入れたい野草です。

貧血予防、食欲不振や消化不良の解消に働く鉄分
かぼちゃやほうれん草よりも多く含まれている鉄分は、女性に多い貧血、食欲不振や消化不良などの解消に有効なミネラルです。鉄分の多くは血液中のヘモグロビン(血色素)に含まれており、不足すると血液に酸素を運ぶ機能が低下して息切れや疲労などを引き起こし、皮膚や内臓の栄養状態が悪化するため食欲不振や消化不良へとつながります。よもぎの鉄分はクロロフィルとの相乗効果で造血作用促進に働きます。ビタミンCは鉄分の吸収率アップに働くので、ビタミンCを一緒に取る食べ合わせを心がけると鉄分を有効に取り入れることができます。

リラックスを促す特有の香り
よもぎ特有の香りは、古来より邪気を払うと考えられ珍重されてきました。春に芽生えるよもぎの香りは特に瑞々しく、さまざまな成分を含んでいます。香りの主成分のシネオール、アルファーツヨシ、セスキテルペンなどの精油成分にはリラックスを促す効能があり、特にシネオールは交感神経を抑えて副交感神経を強める働きがあるため、睡眠を促す作用に優れています。アルファーツヨシやセスキテルペンは眼の充血を改善する成分とも言われています。

身体を目覚めさせる苦み成分
よもぎ特有の苦み成分は身体を目覚めさせる効能を持っています。苦み成分のタンニンは虚弱な臓器の働きを活発化し、アデニン(DNAやRNAなどの構成成分)は老化防止・心臓の機能を正常にする作用・血液循環をよくする・保湿作用などを持っています。よもぎに含まれる苦み成分は春先のものよりも大きく育った夏や秋のものの方に豊富に含まれています。

コリンが老化防止などに働き、認知症改善にも有効
よもぎには老化防止、心臓機能の正常化、動悸や息切れ予防、肝臓障害予防などに働くコリンが多く含まれています。コリンは体内でアミノ酸から作られる成分で、動脈硬化や肝硬変の予防に働き、神経細胞の成分でもあるためアルツハイマー症や認知症の改善にも有効と言われている成分です。「アルツハイマー症の患者の多くはコリンが不足している、コリンの十分な摂取で症状が改善された」等の報告もありますが、コリンとアルツハイマー症の相関関係はまだ研究段階と捉えたほうがよいでしょう。

良質で効力が高いクロロフィル
濃い緑色のよもぎの葉にはクロロフィルが豊富に含まれ、よもぎのクロロフィルは他の野草や薬草に比べて良質で効力が強いのが特徴です。クロロフィルは葉緑素とも呼ばれる緑色をした色素で、太陽の光を受けて光合成を行う時に中心的な役割を果たす成分です。クロロフィルは血液をキレイにする働きに優れ、増血・殺菌・末梢神経の拡張作用などに働きます。

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