4月の行事

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お釈迦様が生まれた日で、もともとはインドの仏事です。この仏事が日本の年中行事になったのは奈良時代で、最初に灌仏会が行われたのは606年(推古14年)、あるいは840年(承和7年)と伝えられています。538年に百済の聖明王(せいめいおう)から仏像と経典が贈られたのが日本への仏教伝来とされており(一部別の説もあり)、仏教とともに釈迦尊の誕生を祝う仏事が広まり、やがて寺院の年中行事になりました。釈迦尊の誕生時に花びらとともに、天の竜王が産湯代わりに「甘露の雨」を降らせという言い伝えに従い、花で飾った花御堂(はなみどう)に誕生仏を置き、その体に甘茶をかけて祝います。甘茶は霊水とされ、参拝者は誕生仏に甘茶を灌いでから持ち帰り、家族で飲むことで息災延命を祈願します。灌仏会は「仏生会(ぶっしょうえ)」、「降誕会(ごうたんえ)」、「花会式(はなえしき)」などたくさんの別名があり、日本では広く一般に「花祭り」と呼ばれていますが、甘茶を灌(そそ)ぐ行事からきているので「灌仏会」との呼び方が正式といわれています。釈迦尊が悟りを開いた12月8日は「成道会(じょうどうえ)」と呼ばれ、命日は「涅槃会(ねはんえ)」と呼ばれ、2月15日に行われます。


 
山遊びとは旧暦の3~4月の一定の日に、春の野や山に出かけ、草花を摘み景色を楽しみ、酒盛りをしながら歌ったり踊ったりして一日を過ごす行事です。日程は地域によって日が定められており、東北地方は4月17日に行われることが多く、この日は重箱に煮しめや焼き魚などを詰め、見晴らしのよい高い山に登り、「作神さまにあげ申す」と唱えてお祝いをします。この山遊びは若い男女の縁を定める色合いを濃く持っており、奈良時代に行われていた「歌垣(うたがき)」の風習を濃厚に残した行事と推測されています。「歌垣」とは近隣の村里の男女が山に集い、短歌を詠みあって求婚するという行事。生命の誕生する春と、実りの秋の年2回行われた男女の野外パーティーといえるものです。


 

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