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がんを予防する栄養成分と食べ物
がんは日常の食生活と密接な関係を持ち、要因の1/3は食べ物に関係しているといわれています。健康維持に大切な栄養バランスに優れた食生活を基本とし、発がん性物質を避け、細胞の酸化を防いで免疫力を高める抗酸化成分を積極的に取ることが大切です。特に細胞の酸化を予防するSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)という体内にある活性酸素除去酵素は40歳をピークに減少していきますので、年齢に応じて高い抗酸化力を持つ成分を取ることが大切です。ビタミンA、ビタミンC、ファイトケミカル、食物繊維を十分に取る食生活を心がけましょう。

【ビタミンA・カロテン(α、β、γカロテン、クリプトキサン)】
皮膚や粘膜を健康に保ち、眼に栄養を与える栄養素。ビタミンAは動物のみに存在し、カロテンは動・植物中に存在します。ビタミンAはそのまま体内に吸収されますが、カロテンは体内でビタミンAの働きをし、カロテンの中でもβ―カロテンが一番強くビタミンA作用に働きます。カロテンは全種抗酸化力が強く、発がん抑制作用を持っています。カロテンは脂溶性のため、油を使った料理法にすると吸収率が高まります。
ビタミンAを多く含む食品

肝油、バター、牛乳、チーズ、卵黄、緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、さつまいも、春菊、ほうれん草、チンゲン菜、にらなど)、果物(プルーン、びわ、あんずなど)、魚介類(ウナギ、アナゴ、アコウダイ、イワシ、ホタルイカなど)など

【ビタミンC】
抗酸化性を有する水溶性のビタミンで、アスコルビン酸とも呼ばれ、多岐にわたる生理作用を持っています。血管・皮膚・粘膜・骨を強くし、免疫活動の主力である白血球の働きを強化します。胃がんの原因のひとつとされる発がん性物質ニトロソアミンの生成を抑制する働きを持ち、インターフェロンの生成を促進し、細胞に強力なコラーゲンの膜を張ってがん予防に働きます。抗がん作用、抗ウイルス作用に優れた栄養素です。加熱に弱く水溶性なので、加熱は短時間にし、汁ごと摂取するなどに気をつけて無駄なく取り入れるようにしましょう。
ビタミンCを多く含む食品

野菜(ブロッコリー、水菜、れんこん、さつまいも、菜の花、赤ピーマン、パセリ、冬場のほうれん草など)、くだもの(いちご、みかん、柿、キウイフルーツなど)、海苔、ゆず、せん茶、など

【ビタミンE】
老化に伴って体内の脂肪は酸化され、細胞膜を破壊したり老化を進行させる過酸化脂質が多くなります。ビタミンEは過酸化脂質が多くなるのを防ぎ、ビタミンAやカロテンの酸化を防ぐ働きを持っているので、一緒に取るとより効果的に働きます。
ビタミンEを多く含む食品

穀物、胚芽油、綿実油、緑黄色野菜、種実類(アーモンド、落花生など)豆類、ウナギなど
※動物性食品には少ない

【ファイトケミカル】
ファイトケミカルのファイトはギリシャ語で「植物」を意味し、植物の持つ化学成分のことで、体の免疫機能を調整して多くの病気を予防することが解明されつつある成分です。9割は野菜や果物など植物性食品の「色」「香り」「苦み」「辛み」などの成分含まれており、その種類は1万数千種類といわれています。
代表的なファイトケミカル

スイカやトマトの赤色成分であるリコピン、大豆のイソフラボン、にんにくのアリシン、緑黄食野菜のβーカロチン、ゴマのリグナン、赤ワインのポリフェノール、お茶のカテキンやタンニンなど

【食物繊維】
体内で消化できないためエネルギー源にはなりませんが、「第6の栄養素」と呼ばれ、腸の活動を刺激して便通を整える、有害物質を排泄する、コレステロールや糖質の吸収を遅らせるなどの働きを持ち、大腸がん予防に大切な成分です。野菜・海藻・きのこ類を毎食取るのがおススメです。
食物繊維を多く含む食品

水溶性の食物繊維:海藻(ワカメ、昆布、ヒジキ、モズクなど)、こんにゃく、マメ科の植物、きのこ、果物など
不溶性の食物繊維:穀類、野菜、豆類、きのこ類、エビやカニの表皮など

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